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縄文時代の生活スタイルを楽しみました!

スペース ゲイト・・・・・・・この作品は、道具を使って発展していく人間を象徴している。        左手は縄文土器を、右手は石の斧を持つ。金色に輝く頭部に未来の頭脳を表し、それとは対照的に粗いタッチの胴体部は、ひたすら頭脳の発達を促進した、過去と現在の姿である。                    頭部から胴部にかけて鋭く切断されてあるのは、つねに空間と物体とのかかわりのなかで人間が存在してきた意味を表している。胸部を深くえぐった大きな空間は時空へ至る宇宙門である。このゲイト(門)を通って過去から現在を経て未来へと向かう。                                     地球上のさまざまな生命の永遠性を記念しながら 門を潜り抜け、21世紀を展望してみたい。                          辻 志郎 作                            

開講時間の前に、ふとこの彫像に気が付いた。どっかり腰を下ろして眺めてみた。ゆっくり観てプレートに気付いた。面白いことが書いてある。なるほど!これは良い。一万年の時代を、強大な支配者を持たず暮らしてきた、縄文の人達と暮らしのすべを、ますます旅したくなってきた。

富山歴史万博開催中の富山県埋蔵文化センターを訪れた。

河西所長、自ら解説いただきました。今日は参加者全員が苦手な土器の解説からスタートです。

縄文時代の年代特定は土器の形式で特定する事。土器の文様は時代が進むごとにデザインが進歩しており興味深く拝見した。またいろんな用途に使われ、さまざまな形があることも理解できた。特に文様に興味がひかれた。また土器の進化に連れて、食生活の変化もあることが分かり、土器の発明も(新しい道具)縄文の長い時代を作る重要なアイテムなんだと理解できた。

丸木舟の形が他の地区ものと同じ形をしていることなど、この時代に全国各地とのネットワークがあると聞きおどろかされた。

骨角器・アクセサリー・石器などなど生活に欠かせない道具、装飾品、現代のわれわれと変わらない感覚と技術で生き抜いてきた縄文人のたくましさに共感することしきりです。

会場の別ブースでは大阪万博の終了後、引き続いてとやま歴史万博がされています。  

旧石器・縄文・弥生・古墳・古代・中近世の6つのパビリオンがあり、若い研究者の方々の発想で、作られているとの事で、早速、河西所長に案内いただきました。

今までの展示・表現方法と違うアプローチが随所に見られ、楽しく6つの時代を歩きました。なかなか素晴らしい展示だと思いました。大阪万博よりおもしろいかな!【3D動画もQRコードでスマホで見ることができます】